栄華をきわめた天領日田。
華やかな町人文化の面影を残す伝統の祭り。
江戸時代より三百年の時に育まれ、脈々と生き続ける時代絵巻。
心を弾ませ、暮らしを彩る熱い浪漫と出会う。

◆萩尾稲荷神社大祭◆(旧暦2月初午)
京都伏見稲荷の分身、佐賀の祐徳、竹田の扇森と共に九州の三大稲荷神社の祭り。
◆天領ひたおひなまつり◆(2月20日〜4月上旬)
豆田町の草野本家や隈町の大蔵家をはじめとする旧家は、天領時代の贅を尽くした雛人形を一般公開する。
◆御田植祭り◆(4月15日)
大原八幡宮で行われる郷土色豊かな、田植祭り。
◆松尾神社(キノウさま)祭り◆(4月15日)
明治7年(1769年)に建立され、子宝と縁結びの祭り。
◆日田川開き観光祭◆(5月20日過ぎの土・日曜日)
水郷日田に初夏を知らせる祭り。特に2日間にわたり三隈川を彩る花火大会は必見。体感花火として女性に人気。これにあわせて、各種楽しいイベントも行われる。
◆日田祇園祭り◆(7月20日過ぎの土・日曜日)
300年の伝統を持つ、日田の勇壮な夏祭り。天領の面影を偲ぶ、豪華な山鉾9基が、町を巡行する様は、華麗なる時代絵巻のようである。
◆大超寺えんまさま祭◆(8月16日)
◆日田放生会◆(9月21日〜25日)
大原八幡宮で行われる仲秋祭。
◆小鹿田焼民陶祭◆(10月第二土・日曜日)
九州各県をはじめ関東、関西から来る多数の愛陶家でにぎわいます。(国指定重要無形文化財)
◆日田天領まつり◆(10月第三土・日曜日)
江戸時代、天領であった日田ならではの、秋祭り。当時の装束を着て市内をねり歩く、「西国筋郡代着任行列」「時代風俗行列」が天領時代の栄華を今に伝える。
◆大行事神社河童踊り◆(10月16日)
日田市三ノ宮町で数百年前から行われている神事。(県無形文化財)